GoProの熱暴走対策まとめ
GoProを使う上で避けて通れないのが「熱暴走」。GoProは熱暴走するのか、どう対策すれば良いのかを解説します。
公開日: 2024.9.22
GoProの熱暴走とは?なぜ起こる?
GoProは、GoPro自体がプロセッサの負荷やディスプレイによって発熱するだけでなく、アウトドアなど外部から熱を受けやすい環境で使用されるため、高熱になりやすいデバイスです。
GoProカメラ内部の温度が過度に上昇すると、GoProは自動的に電源をオフにして動作を停止しカメラやバッテリーを保護します。これがGoProの熱暴走(オーバーヒート)と呼ばれます。
熱暴走がどういうデメリットがあるかというと「撮影している思ったら、勝手にGoProの電源が落ちていた」となってしまう点です。「大事なシーンを撮影できていない」とならないためにも、熱暴走対策はGoProを使う上で、必ず知っておきたい知識です。
GoProの熱暴走対策
解像度やフレームレートの調整
GoProで動画を撮影する際、見た目での違いは分かりづ以来ですが、高解像度(4Kや5K)や高フレームレート(60fps以上)での撮影時には、カメラに大きな負荷をかけ、プロセッサが高熱になります。そのため、高解像度や高フレームレートの撮影では、熱暴走が起きやすくなります。
用途に応じて、解像度やフレームレートを抑える(4K/60fpsから1080p/30fpsに設定を変更するなど)ことで発熱を軽減できます。
短時間の撮影セッションに分ける
GoPRoで長時間の連続撮影をするとカメラ内部で熱がこもってしまうため熱暴走を発生させやす口なるため、数分ごとに撮影を中断してGoProを冷却時間を取ることで熱暴走を防ぐことができます。
もし長時間の撮影をしたい場合は、複数台のGoProを用意して、交互に撮影をすると良いでしょう。
ディスプレイをオフにする
GoProのディスプレイは発熱源の一つとなるため、撮影中に必要ない時は、ディスプレイの表示をオフにすることでカメラ内部の温度上昇を抑えるだけでなく、バッテリーの持続時間も伸ばすことができます。
GoProでは設定でディスプレイの自動オフにすることができるので、長時間撮影する際や、高解像度・高フレームレートで撮影する際は必ずディスプレイは自動オフにしましょう。
GoPro自体を手でや物で覆わない
意外と大きいのが、GoPro自体を手や物で覆ってしまうケース。
GoProを手で持つ際、通気口を塞ぐと冷却が妨げられオーバーヒートの原因となります。撮影時には、通気を意識した持ち方を心がけましょう。
マウントケースや防水ケースなどを使う際は要注意。特に、防水ケースは熱が外気に逃げることができなくなるので、高温環境下が使うと確実に熱暴走が発生します。
それでも改善しなかったらファームウェアのアップデートも試してみよう
GoProは定期的にファームウェアの更新を提供しており、アップデートによって過熱問題が改善されることがあります。
最新のファームウェアは新しい機能や動作を安定化させる効果もあるため、確実にインストールしておくのがおすすめです。