GoProの保証に関して知っておきたいこと
GoProの保証について、保証内容や保証を受ける流れ、保証が切れた場合の対象など、知っておきたいこと解説します。
公開日: 2024.6.25
GoPro本体の保証規定
保証が有効になる条件
GoPro本体には1年の製品保証が付いています。GoPro本体の保証が有効になる条件は、
- GoPro.comおよび正規代理店から新品を購入
という条件のみです。
GoPro正規販売代理店保証および返品ポリシー | GoPro.com
故障した際の保証内容
保証が有効なGoProが、購入日から1年間以内に故障した場合は、
- GoPro製品を修理
- 同等の部品もしくはGoPro製品と交換
となっています。どちらになるかは、GoPro側が決定するため、ユーザー側が交換・修理の指定をすることは原則できません。
故障時の修理窓口
万が一、保証期間内に製品の欠陥による故障が発生した場合は、購入店、もしくはGoPro製品サポート窓口から修理を受けることができます。
正規代理店経由でも最終的にはGoProサポートとやりとりすることになるので、GoProサポートに直接問い合わせをするのがオススメです。
保証を受ける際に知っておきたいこと
まずはGoProサポートに問い合わせてRMA番号を発行する
GoProの保証はGoPro側に問い合わせをするところからスタートします。サポート側で故障が認められると、RMA (Return Merchandise Authorization)番号が発行され、これで返品や修理依頼が可能になります。RMA番号が発行される前は、返送をしても修理を受け付けてもらえないので注意しましょう。
前述の「GoPro正規販売代理店保証および返品ポリシー」にも記載してある通り、購入店舗経由で修理依頼をしてもRMAを発行してもらって返送するという点は同じなので、GoProサポートに直接問い合わせする方がスピーディです。
返送をしてから修理、もしくは交換品を発送
GoProの修理・交換は、RMA番号が発行されて、GoProが修理品を受け取った後に、修理、もしくは交換品を発送されます。代品の手配はないので、その間はGoProが使えない期間が発生します。
どうしてもGoProを使う用事がある場合は、一時的にレンタルを使うのがおすすめです。
交換が多い
GoProの保証は規約上は「修理または交換」となっていますが、ネット上のレビューなどを見る限りは好感になることが多いようです。なお、保証時に欠品などで全く同じGoProモデルがない場合、違うモデルを提案されるケースもあります。
ほぼ延長保証!GoPro Premium
ここまで見てきた通り、一般的な家電と同等、サポート面を考えるとそれ以上の保証体制が整っているGoProですが、それでもアクションカメラという性質上、故障は身近な存在です。
しかし、GoProは「GoPro Premium」というサブスクサービスも提供していて、GoPro Premiumには「カメラの交換保証」というサービスが付与されています。
「カメラの交換保証」は、GoProカメラが故障した際に、1年の製品保証がなくても、中古でも、ファーストユーザーでなくても、ユーザーの過失であっても、どんな条件でも、GoPro側が故障と認定さえすれば、交換手数料を支払った上で代替品に交換してもらえるサービス。内容的にはほぼほぼ延長保証サービスと言っても過言ではないサービスです。
GoProのサブスク「GoPro Premium(旧GoPro Plus)」とは?
GoProのサブスクサービス「GoPro Premium」について解説。サービス内容と目玉のクラウド保存、カメラ交換サービスについて詳しく解説します。
「カメラの交換保証」はGoPro Premiumに付与されているサービスなので、GoPro Premiumへの加入は必須ですが、「故障した時点でGoPro Premiumに加入」していなくても、「GoProサポートに問い合わせた段階でGoPro Premiumに加入していればOK」と、かなり条件が緩いのが嬉しいポイント。
仮にGoProが故障してしまっても、サブスクの年額料金と手数料で合わせて2万円くらいで代替品が入手できるため、新品を購入するよりも安く修理ができます。
しかも好きなタイミングで延長保証に入れるようなものなので、GoProが故障した際には「カメラの交換保証」のことを思い出しましょう。
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