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どこが違う?GoProとスマホカメラの違い

どちらも動画や写真を撮影できるGoProとスマホ。両者の違いやメリット・デメリット、なぜGoProが選ばれるかを解説します。

公開日: 2024.5.20

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動画・写真撮影をする際のメリット・デメリットを比較

GoProスマホのカメラ
メリット過酷な状況にも強い
バッテリーが別・バッテリー交換ができる
ストレージを拡張しやすい
マウントがしやすい
軽い
手ぶれ補正が優秀
万が一壊れてもメインスマホに影響がない
衝撃や振動に強い
小型
追加費用がかからない
そのまま編集・加工ができる
撮影以外のこともできる
充電が早い
機種によっては光学ズームが使える
デメリット本体が高い
バッテリー容量が小さい
デジタルズームしかできない
手ブレに弱い
バッテリーをすぐに消費する
スマホのストレージを圧迫する

特に大きいのが、

  1. ストレージ容量
  2. バッテリーの交換

と言う2点です。

ストレージ容量は、現在のスマホはmicro SDで容量追加ができないモデルが増えてきているため、スマホのカメラの場合は撮影をするとスマホ本体のストレージを圧迫します。GoProはmicro SDに保存をするため、micro SDの入れ替えれば容量を簡単に追加できますし、当たり前ですが、スマホのストレージは撮影には使いません。

また、長時間撮影をするならバッテリーの交換ができると言う点も大きなポイントでしょう。

GoProは撮影モードにもよりますが、最長で3時間ほど動画撮影が可能です。しかも、最近のモデルはバッテリーが交換可能なので、バッテリーが切れたら入れ替えるだけですぐに満充電から使うことができます。そのため、GoProは身軽に10時間などの長時間撮影が可能になります。

一方で、スマホはディスプレイをOFFにしていれば、機種によってはバッテリー1%で2、3分ほど撮影可能ですが、バックグラウンドで通信をしていればもっと短くなりますし、仮にバッテリーが切れたらスマホが使えなくなります。また、スマホはバッテリーを交換できないので、モバイルバッテリーなどを充電しながら使うことになります。

ここもメリット!スマホがあるのにGoProが選ばれるわけ

過酷な状況にも強い

GoProが選ばれる最大の理由はここでしょう。

専用GoProはケースなどを使うことで水中でも撮影が可能ですし、ケースに入れればある程度の落下などの衝撃にも耐えられます。

一方で、スマホにも防水ケースや耐衝撃ケースはありますが、サイズが大きく・重くなってしまい撮影のしやすさに影響が出ます。

また、スマホは落下させてしまうと、液晶画面が割れてしまえば操作に大きく影響が出てしまいますし、薄い形状のため力が加わると本体が曲がってしまう可能性もあります。

手ぶれ補正が優秀

GoProはアクションカメラのため、モデルによりますが強力な手ぶれ補正を搭載しています。

最新モデルはほとんど振動がわからないくらいスムーズな手ぶれ補正があるため、スポーツなどのアクションシーンの撮影をした際の動画の見やすさが全く違います。

スマホにも手ぶれ補正があるモデルはありますが、さすがに専用機器であるGoProほどの補正力はないことがほとんどです。

種類が豊富で確実なマウント

GoProが選ばれる理由の一つでもあるのがマウントの「豊富さ」と「しやすさ・自由度」です。

まずGoProのマウントアクセサリは、

  1. 三脚
  2. チェストマウント
  3. 自撮り棒
  4. マグネットクリップ

など、公式のものやサードパーティのものが豊富に用意されています。しかもマウント規格はいわゆる「GP規格」で統一されているため、一度買えばGoProを買い替えてもアクセサリ自体は使い回しが可能です。

また、マウントのしやすさと自由度の高さも重要なポイント。

GoProは四角い箱型のデバイスなので、本体を左右上下に自由にマウントできますが、スマホの場合は薄く細長い形状かつカメラ部分を撮影面に正体させる必要があります。

これが意外とネックで、例えばバイクのハンドルやヘルメットなどにスマホをマウントしようとすると、縦向けにするため形状的に無理が出て来るケースがあります。

プロ用のオプションパーツが豊富

GoProはプロのカメラマンにも使われている機材のため、プロ用のオプションパーツも豊富に販売されています。そのため、用途に合わせて様々な使い方ができるため、実は持っていると汎用性が高いカメラです。

一方で、スマホは撮影に特化したデバイスではないため、三脚や自撮り棒など撮影方法はある程度限られます。

GPマウントでスマホをホールドできるアダプタなどを使うこともできますが、GoProほどしっかりと本体をロックできないので、振動が強い環境や大きな衝撃が加わる使い方をするの際はリスクが高くなります。

タグ:GoProの基本機能比較