手ぶれ補正・音声コントロールに対応
GoPro HERO5
GoPro HERO5シリーズは、GoProシリーズで初めて手ぶれ補正が搭載されるなど大幅な機能的アップデートが追加され、機能面で後のGoProのベースとなったシリーズです。
GoPro HERO5のキーポイント
モデルラインアップ
GoPro HERO5 Black
対応フォーマット
- 4K30fps
- 2.7K60fps
- 1440p80fps
- 1080p120fps
- 1200万画素
カメラスペック
- 発売日
- 2016/10/8
- チップセット
- イメージセンサー・サイズ
- 1/2.3”
- レンズ口径
- f/2.8
- 手ぶれ補正
- Standard
- 10ビットカラー
- x
- ループ録画
- ✔
- ライブストリーミング
- x
- 防水
- 10m
- 最大ストレージ容量
- 128GB
- 本体サイズ
- 62 * 44 * 24 mm
- 重量
- 118g
後継モデル GoPro HERO6 Black
GoPro HERO5 Session
対応フォーマット
- 4K30fps
- 2.7K30fps
- 1440p60fps
- 1080p90fps
- 1000万画素
カメラスペック
- 発売日
- 2016/10/15
- チップセット
- イメージセンサー・サイズ
- 1/2.3”
- レンズ口径
- f/2.8
- 手ぶれ補正
- Standard
- 10ビットカラー
- x
- ループ録画
- ✔
- ライブストリーミング
- x
- 防水
- 10m
- 最大ストレージ容量
- 128GB
- 本体サイズ
- 38 * 38 * 36 mm
- 重量
- 73g
後継モデル GoPro HERO11 Black Mini
特徴
待望の手ぶれ補正搭載、音声コントロールが追加
GoPro HERO5の最大のトピックスは電子式手ぶれ補正(EIS) が搭載されたこと、音声コントロール(GoPro ボイスコントロールコマンド)が追加された点でしょう。
特に大きいのが手ぶれ補正で、アクションシーンをより綺麗に撮影することが可能に。GoProが競合アクションカメラに劣っている点と言われていたのがこの手ぶれ補正でしたが、HERO5での手ぶれ補正が非常に高い評価を得て、以降、GoProシリーズはより高度な手ぶれ補正を搭載していくことになります。
音声コントロールで、アクションシーンを撮影することが多いGoProでは撮影開始スイッチを押しづらいケースが多々あるため、声でカメラの動作を操作できるのは画期的な機能と言えます。
小さな機能に思えますが、GoProを使う上で欠かせなくなる機能が追加された言えます。
本体のみで10m防水に対応
GoPro HERO5のもう一つの大きなトピックスが本体のみで10m防水に対応した点。
HERO4シリーズまでは、一部防水モデルを除いて防水はケースを使う必要がありましたが、HERO5からは本体をそのまま水に入れることが可能になりました。
10m防水なので、スキューバ・ダイビングなど本格的な水中撮影で使う際には、別途防水ケースがあった方が安心ですが、水際や軽い水泳くらいであれば本体に防水ケースをつけないでも撮影が可能になっています。
HERO5 Blackの撮影性能はHERO4 Blackと同等、Sessionは初めて4Kに対応
機能面で進化があったHERO5ですが、HERO5 Blackの撮影性能はHERO4 Blackと同等です。ただ、前述した手ぶれ補正が搭載されているという点を考慮すると、同等画質だったとしても、撮影できる映像のクオリティは全く違うものになると言っても過言ではないでしょう。
一方で、小型モデルであるHERO5 Sessionは、前モデルであるHERO4 Sessionでは対応していなかった4K画質に小型モデルとして初めて対応。HERO5 Blackよりかはフレームレートは低めの設定ですが、かなり実用的なスペックになった言っても良いでしょう。