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GoPro HERO10 BlackとGoPro HERO6 Blackの比較

2021年モデルのGoPro HERO10 Blackと2017年モデルであるGoPro HERO6 Blackを、撮影性能、本体スペックなどで比較します。

比較ポイント

  1. 撮影性能・撮影機能

    5K対応やフレームレードなど撮影性能に差、手ぶれ補正も大きな差

  2. 本体機能

    HERO10 Blackは本体マウントやフロントカラーディスプレイなどに対応

  3. サイズ・重量

    HERO6 Blackの方が一回り小さく、軽い

撮影動画画質の違い

HERO10 BlackとHERO6 Blackの最大の違いは撮影動画画質。

HERO10 Blackは5K動画が実用的なフレームレートである60fpsに対応。そのほかの解像度でもヌルヌル映像を実現する120fps以上に対応。240fps以上の動画撮影は2.7K以上で可能です。

一方で、HERO6 Blackは5K動画には非対応で、4K以下も60fpsまで。アクションシーンやスロー対応などに拘らないなら大きな差ではないですが、映像クオリティにこだわる方にとっては大きな差でしょう。

撮影機能面では、大きいのが手ぶれ補正機能であるHyperSmoothの世代の違い。

HERO10 Blackにはほとんどの解像度で利用可能になった「水平維持機能」があるHyperSmooth 4.0を搭載。現行最新モデルが搭載するHyperSmooth 6.0よりかはやや機能は低いですが、それでも現在でも十分に使える手ぶれ補正です。

一方で、HERO6 Blackが搭載するのは、HyperSmoothの前の世代の標準手ぶれ補正。水平維持機能がないだけでなく、ブースト機能もないため、手ぶれ補正力では大きく劣ります。

手ぶれ補正を重要視するなら、間違いなくHERO10 Blackを選ぶ方が良いでしょう。

本体機能では「収納マウント」と「カラーディスプレイ」が違う

HERO10 Blackには、本体に「収納式マウント」が搭載されているため、アクセサリとの接続にケースが不要です。HERO6 Blackにはこれがありません。

HERO10 Blackはフロントディスプレイがカラー液晶なのに対して、HERO6 Blackはモノクロ液晶。フロントがカラー液晶になると前からプレビューができるなど、使い勝手が大きく向上します。

HERO6 Blackのが小型・軽量だが、性能差を考えたら差は大きくない

本体サイズ・重量の面で見ていくと、フロントカラーディスプレイや収納式マウントの影響か、HERO10 Blackの方が大きく、重くなります。

ただし、HERO10 Blackは本体側にマウントがあるため、マウントするためのケースは不要。そうなると、実質的に重量さは30g程度になるため、性能・機能差を考えたら当然のレベルの重量差と言えます。

そう考えると、「性能・機能が重要」ならHERO10 Black、「機能より軽さ」ならHERO6 Blackと言う考え方もできます。

撮影性能で比較する

特徴HERO10 Blackのサムネイル
GoPro HERO10 Black
HERO6 Blackのサムネイル
GoPro HERO6 Black
5.6K--
5.3K60 fps -
5.2K--
5K--
4K120 fps 60 fps
3K--
2.7K240 fps 60 fps
1080p240 fps 240 fps
静止画・画素数2300 万画素1200 万画素

本体スペックで比較する

FeatureHERO10 Blackのサムネイル
GoPro HERO10 Black
HERO6 Blackのサムネイル
GoPro HERO6 Black
発売日2021/09/17 2017/09/29
チップセットGP2 GP1
イメージセンサー・サイズ1/2.3” 1/2.3”
レンズ口径f/2.5 f/2.8
手ぶれ補正HyperSmooth 4.0 Standard
10ビットカラーxx
ループ録画
ライブストリーミングx
防水10 m10 m
最大ストレージ容量512 GB128 GB
本体サイズ71.8 * 50.8 * 33.6 mm62.3 * 44.9 * 33 mm
重量153 g118 g

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