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GoPro HERO11 Black MiniとGoPro HERO5 Sessionの比較
2022年モデルのGoPro HERO11 Black Miniとやや古い2016年モデルであるGoPro HERO5 Sessionを、撮影性能、本体スペックなどで比較します。
比較ポイント
- 撮影性能が大幅に違う
対応解像度・対応フレームレートの違いが大きく、手ぶれ補正も違う
- 本体サイズ・重量が違う
HERO5 Sessionの方が小さくて軽い
- 撮影機能が違う
10bitカラーやライブストリーミング、ループ録画などの機能がHERO (2024)にはない
撮影性能が大きく異なる
HERO11 Black MiniとHERO5 Sessionを比較する上で大きなポイントの一つが撮影機能。
HERO11 Black Miniは、2022年のフラッグシップモデルであるHERO11 Blackをベースにしているため、
- 5.3Kに対応
- 60fps以上のフレームレートに対応
- 手ぶれ補正は水平維持機能あり
4K/30fpsまでの撮影で良いという場合は、HERO5 Sessionを選んでも良いですが、手ぶれ補正の違いが大きい点に注意しましょう。
HERO5 SessionはHyperSmooth登場以前のスタンダード手ぶれ補正。手ぶれ補正自体は、スマホなどと比較して非常に高いですが、自動ブーストや最大360度の水平維持機能を持った「HyperSmooth 5.0」と比較すると、手ぶれ補正能力は大きく劣ります。
GoProの手ぶれ補正「HyperSmooth」の歴代バージョンと機能との違いまとめ
GoProの特徴でもあり魅力でもある、手ぶれ補正機能「HyperSmooth」。これまでの歴代バージョンと、バージョンごとの機能の違いをまとめました。
また、HERO5 Sessionには静止画撮影機能がありますが、HERO11 Black Miniは撮影機能が省かれているという点も地味に大きな違いです。
本体サイズ・重量、本体機能が違う
本体サイズと重量については、圧倒的にHERO5 Sessionが優位。約4cm四方でわずか73gのHERO5 Sessionは、その小型さからヘルメットマウントやバイクのハンドルマウントでも邪魔にならずに撮影ができます。
一方で、HERO11 Bkack Miniも通常のHEROシリーズと比較すると十分小型なのですが、一回り以上も大きく、ほぼ倍の重量と考えると、小型軽量ではHERO5 Sessionがベストです。
撮影機能の差は小さい
一方で、撮影機能面で見てみると、両者の違いはライブストリーミングの対応と対応ストレージの容量くらい。
もちろん発売された年が6年も違うため、撮影画質と手ぶれ補正の違いが大きいのですが、撮影機能面での差の小ささと、他にはない「小型・軽量」というメリットを考えれば、HERO5 Sessionも十分に魅力的なモデルです。
撮影性能で比較する
特徴 | GoPro HERO11 Black Mini | GoPro HERO5 Session |
---|---|---|
5.6K | - | - |
5.3K | 60 fps | - |
5.2K | - | - |
5K | - | - |
4K | 120 fps | 30 fps |
3K | - | - |
2.7K | 240 fps | 30 fps |
1080p | 240 fps | 90 fps |
静止画・画素数 | 万画素 | 1000 万画素 |
本体スペックで比較する
Feature | GoPro HERO11 Black Mini | GoPro HERO5 Session |
---|---|---|
発売日 | 2022/09/17 | 2016/10/15 |
チップセット | GP2 | |
イメージセンサー・サイズ | 1/1.9” | 1/2.3” |
レンズ口径 | f/2.5 | f/2.8 |
手ぶれ補正 | HyperSmooth 5.0 | Standard |
10ビットカラー | x | x |
ループ録画 | ✔ | ✔ |
ライブストリーミング | ✔ | x |
防水 | 10 m | 10 m |
最大ストレージ容量 | 512 GB | 128 GB |
本体サイズ | 52.4 * 51.2 * 38 mm | 38 * 38 * 36 mm |
重量 | 133 g | 73 g |