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GoPro HERO11 BlackとGoPro HERO10 Blackの比較

2022年モデルGoPro HERO11 Blackと2021年モデルであるGoPro HERO10 Blackを、撮影性能、本体スペックなどで比較します。

比較ポイント

  1. 動画撮影のスペックはほぼ同じ

    撮影可能な動画の解像度・フレームレートはどちらも同じだが画角の選択肢やカラーモードが違う

  2. HyperSmooth世代が違う

    スペックシート上の違いは小さいが、手ぶれ補正能力が違う

  3. 本体スペックもほぼ同じ

    本体サイズ、対応ストレージサイズなどほぼ同じ

動画撮影のスペックは似ているが・・・

スペックシート上だけで比較すると、HERO11 BlackとHERO10 Blackは動画撮影のスペックはほぼ同じですが、HERO11シリーズは、

  1. 8:7のアスペクト比が登場
  2. カラーが10bitに対応

と言う大きな二つの変化があります。

8:7のアスペクト比が登場によってより正方形に近い動画を撮影可能になり、撮影した動画はQuikアプリでクロップもできるため、編集の応用が効くようになっています。また、10bitカラーになったことで色表現が多彩になったこと、よりビビットな動画を撮影可能になります。

ただ、これらの機能はより画質などにこだわりを持つユーザー向けのアップグレードととも言えるため、そこが重要ではないユーザーにとっては、HERO10 Blackでも十分かもしれmさ円。

手ぶれ補正の対応画質・モードが違う

搭載されている手ぶれ補正にも違いがあります。HERO 11 Blackは手ぶれ補正が「HyperSmooth 5.01」、HERO10 Blackは「HyperSmooth 4.02」。

どちらも水平ロック機能を搭載していますが、HERO11 Blackは360度に対応するのに対して、HERO10 Blackは45度までという違いがあります。また、「HyperSmooth 5.0」には自動ブーストがあります。HyperSmoothは世代を追うごとに性能が上がっていくため、手ぶれ補正能力はHERO11 Blackの上と考えて良いでしょう。

本体スペックもほぼ同じ

HERO11 BlackとHERO10 Blackは、本体サイズ、重量、対応ストレージサイズなど、内部的な面を除けばほぼ同じモデルです。そのため、HERO10 Blackのマイナーアップグレード・モデルがHERO11 Blackと言っても過言ではないでしょう。

2024年現在、HERO11 Blackは現行販売モデルのため、新品で安めのGoProを買うならHERO11 Blackが、中古で少しでも安くしたいならHERO10 Blackがベストと言えます。

Footnotes

  1. モードの違いをマスターする
  2. HyperSmooth 4.0とは何ですか?

撮影性能で比較する

特徴HERO11 Blackのサムネイル
GoPro HERO11 Black
HERO10 Blackのサムネイル
GoPro HERO10 Black
5.6K--
5.3K60 fps 60 fps
5.2K--
5K--
4K120 fps 120 fps
3K--
2.7K240 fps 240 fps
1080p240 fps 240 fps
静止画・画素数2713 万画素2300 万画素

本体スペックで比較する

FeatureHERO11 Blackのサムネイル
GoPro HERO11 Black
HERO10 Blackのサムネイル
GoPro HERO10 Black
発売日2022/09/17 2021/09/17
チップセットGP2 GP2
イメージセンサー・サイズ1/1.9” 1/2.3”
レンズ口径f/2.5 f/2.5
手ぶれ補正HyperSmooth 5.0 HyperSmooth 4.0
10ビットカラーx
ループ録画
ライブストリーミング
防水10 m10 m
最大ストレージ容量512 GB512 GB
本体サイズ71.8 * 50.8 * 33.6 mm71.8 * 50.8 * 33.6 mm
重量154 g153 g

HERO11 Blackと他のモデルの比較

HERO10 Blackと他のモデルの比較