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GoPro HERO11 BlackとGoPro HERO8 Blackの比較

2022年モデルGoPro HERO11 Blackと2019年モデルであるGoPro HERO8 Blackを、撮影性能、本体スペックなどで比較します。

比較ポイント

  1. 動画撮影のスペックが違う

    HERO11 BlackはHERO8 Blackと比較すると大幅に撮影性能がアップしている

  2. HyperSmooth世代が違う

    水平ロックや自動ブーストへの対応など、手ぶれ補正能力が大きく違う

  3. フロントディスプレイが違う

    フロントディスプレイがカラー液晶かモノクロ液晶かで使い勝手は大きく異なる

  4. 本体スペックが違う

    本体サイズ、重量はHERO8 Blackの方が小さく・軽い

動画撮影のスペックが違う

HERO11 BlackとHERO8 Blackで大きく違うのは5Kへの対応。HERO11 Blackは5K・60fpsに対応、HERO8 Blackは5Kに対応していません。

4K以下の解像度では、4Kと2.7Kのフレームレートが、HERO11 Blackは120fpsなのに対してHERO8 Blackは60fpsとなっていますが、フルHDはともに240fpsと同じになっています。

また、HERO11 Blackは10bitカラーに対応しているのも大きなポイント。10bitカラーになることで色表現が豊かになり、鮮やかな動画が撮影可能になります。

HyperSmooth世代が違う

搭載されている手ぶれ補正にも違いがあります。HERO 11 Blackは手ぶれ補正が「HyperSmooth 5.01」、HERO8 Blackは「HyperSmooth 2.02」。

大きな違いは水平ロック機能で、HERO11 Blackは360度の水平維持に対応するのに対して、HERO8 Blackは水平ロック機能がありません。

また、HERO11 Blackの「HyperSmooth 5.0」には自動ブーストがあり、より強力で精度の高い手ぶれ補正を使うことができます。手ぶれ補正能力を重要視するのであれば、HERO11 Blackがベストでしょう。

フロントディスプレイが違う

両者はフロントディスプレイに大きな違いがあります。

HERO11 Blackはカラー液晶ですが、HERO8 Blackは従来までのモノクロ液晶。カラー液晶モデルは画面のプレビューができますが、モノクロは撮影枚数などの数値を表示するのみなので、情報量が大きく異なります。

この辺りは使い勝手の面でも違いを生むのでしっかりと確認してから購入を決めましょう。

本体はHERO8 Blackの方が小さく軽い

本体のサイズで比較すると、HERO8 Blackの方が一回り小さく、20%ほど軽量になっています。これはフロントディスプレイがカラー化した影響と思われますが、軽さを求めるのであれば「フロントがモノクロ液晶モデルでは最高スペック」となるHERO8 Blackも選択肢になるでしょう。

Footnotes

  1. モードの違いをマスターする
  2. HERO8 Black - HyperSmooth 2.0

撮影性能で比較する

特徴HERO11 Blackのサムネイル
GoPro HERO11 Black
HERO8 Blackのサムネイル
GoPro HERO8 Black
5.6K--
5.3K60 fps -
5.2K--
5K--
4K120 fps 60 fps
3K--
2.7K240 fps 120 fps
1080p240 fps 240 fps
静止画・画素数2713 万画素1200 万画素

本体スペックで比較する

FeatureHERO11 Blackのサムネイル
GoPro HERO11 Black
HERO8 Blackのサムネイル
GoPro HERO8 Black
発売日2022/09/17 2019/10/25
チップセットGP2 GP1
イメージセンサー・サイズ1/1.9” 1/2.3”
レンズ口径f/2.5 f/2.5
手ぶれ補正HyperSmooth 5.0 HyperSmooth 2.0
10ビットカラーx
ループ録画
ライブストリーミング
防水10 m10 m
最大ストレージ容量512 GB256 GB
本体サイズ71.8 * 50.8 * 33.6 mm66.3 * 48.6 * 28.4 mm
重量154 g126 g

HERO11 Blackと他のモデルの比較

HERO8 Blackと他のモデルの比較