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GoPro HERO11 BlackとGoPro HERO9 Blackの比較

2022年モデルGoPro HERO11 Blackと2020年モデルであるGoPro HERO9 Blackを、撮影性能、本体スペックなどで比較します。

比較ポイント

  1. 動画撮影のスペックが違う

    HERO11 BlackはHERO9 Blackと比較すると大幅に撮影性能がアップしている

  2. HyperSmooth世代が違う

    自動ブーストへの対応など、手ぶれ補正能力が違う

  3. 本体スペックもほぼ同じ

    本体サイズ、対応ストレージサイズなどほぼ同じ

動画撮影のスペックが違う

HERO11 Blackは、最高解像度である5Kでも60fpsに対応、それ以外の解像度でも120fps以上に対応するため、高解像度でも滑らかな動画を撮影可能です。一方で、HERO9 Blackは5Kは最高で30fps、4K、2.7Kも60fps止まりなので、アクション動画などフレームレートが重要となるシーンでの撮影では差が出るでしょう。

また、HERO11 Blackは10bitカラーに対応しているのも大きなポイント。10bitカラーになることで色表現が豊かになり、鮮やかな動画が撮影可能になります。

ただ、一般的な使い方であれば60fpsでも十分高画質な動画が撮影できるため、HERO9 Blackでも十分にハイスペックと言えます。

HyperSmooth世代が違う

搭載されている手ぶれ補正にも違いがあります。HERO 11 Blackは手ぶれ補正が「HyperSmooth 5.01」、HERO9 Blackは「HyperSmooth 3.02」。

どちらも水平ロック機能を搭載していますが、HERO11 Blackは360度に対応するのに対して、HERO9 Blackは45度までという違いがあります。また、HERO11 Blackの「HyperSmooth 5.0」には自動ブーストがあり、より強力で精度の高い手ぶれ補正を使うことができます。手ぶれ補正能力を重要視するのであれば、HERO11 Blackがベストでしょう。

本体スペックもほぼ同じ

HERO11 BlackとHERO9 Blackは、本体サイズは全く同じ、重量もほぼ同じと内部的な面を除けば外観はほぼ同じモデルです。ただし、対応するmicro SDのサイズがHERO11 Blackは512GBに対して、HERO9 Blackは半分の256GBしかないため、高画質で長時間撮影をしたい場合は、注意がmicro SDカードの入れ替えが必要になります。

Footnotes

  1. モードの違いをマスターする
  2. HyperSmooth 3.0 とは何ですか?

撮影性能で比較する

特徴HERO11 Blackのサムネイル
GoPro HERO11 Black
HERO9 Blackのサムネイル
GoPro HERO9 Black
5.6K--
5.3K60 fps -
5.2K--
5K-30 fps
4K120 fps 60 fps
3K--
2.7K240 fps 120 fps
1080p240 fps 240 fps
静止画・画素数2713 万画素2000 万画素

本体スペックで比較する

FeatureHERO11 Blackのサムネイル
GoPro HERO11 Black
HERO9 Blackのサムネイル
GoPro HERO9 Black
発売日2022/09/17 2020/09/17
チップセットGP2 GP1
イメージセンサー・サイズ1/1.9” 1/2.3”
レンズ口径f/2.5 f/2.5
手ぶれ補正HyperSmooth 5.0 HyperSmooth 3.0
10ビットカラーx
ループ録画
ライブストリーミング
防水10 m10 m
最大ストレージ容量512 GB256 GB
本体サイズ71.8 * 50.8 * 33.6 mm71.8 * 50.8 * 33.6 mm
重量154 g158 g

HERO11 Blackと他のモデルの比較

HERO9 Blackと他のモデルの比較