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GoPro HERO12 BlackとGoPro HERO5 Blackの比較

2023年モデルのGoPro HERO12 Blackと2016年モデルであるGoPro HERO5 Blackを、撮影性能、本体スペックなどで比較します。

比較ポイント

  1. 手ぶれ補正の違い

    HERO12 Blackには水平維持などを含む最新のHyperSmooth 6.0を搭載している

  2. 撮影可能画質の違い

    HERO12 Blackは5.3K/60fpsまで対応。HERO5 Blackは4K/30fps止まり。

  3. フロント液晶・マウントの違い

    HERO12 Blackにはカラー液晶フロントディスプレイと、本体にマウント機能がある

  4. プロユース機能の違い

    タイムスタンプ同期やLog撮影モードなど、プロ用機能が搭載されている

手ぶれ補正の違い

撮影画質そうですが、実際に撮影する際に大きく違いがあるのが手ぶれ補正でしょう。

HERO5 Blackには実用的な手ぶれ補正システムが搭載されていますが、HERO12 Blackに搭載されているHyperSmooth 6.0は「ジンバル並」と言われるほど強力な手ぶれ補正、そして撮影映像を水平維持する機能などを搭載します。

どちらもHERO5 Blackと比較すると「ものが違う」というレベルですので、アクションシーンの撮影をする方は、特にHERO12 Blackの方が良いでしょう。

撮影可能画質の違い

7年近くの差があるため当たり前ですが、撮影できる解像度、フレームレートに大きな差があります。

HERO12 Blackは5.3K/60fpsまで対応。HERO5 Blackは4K/30fps止まり。一般ユースなら4K動画でも十分ではありますが、フレームレートが30fpsというのはやや厳しい条件。

HERO12 Blackほどの高解像度は不要でも、せめてHERO9 Blackくらいの撮影画質は欲しいところです。

フロント液晶・マウントの違い

HERO12 BlackとHERO5 Blackで地味に大きく違うのがフロント液晶・マウント。

HERO12 Blackはフロントの液晶がカラー液晶画面で、撮影画面をプレビューができます。また、本体に折りたたみ式のGPマウントが搭載されているので、マウントをする際にケースが不要です。

一方で、HERO5 Blackは、フロントは撮影枚数を確認するだけのモノクロ液晶ですし、マウントするには専用のケースが必要になります。

プロユース機能の違い

HERO12 Blackは、プロユース機能をふんだんに盛り込んだGoProシリーズです。そのため、過去モデルであるHERO5 Blackとはプロユースの機能に大きな違いがあります。

HERO12 Blackには、

  1. 複数GoProでタイムスタンプ同期
  2. 10bitカラーに対応
  3. GP-Logモードでの撮影に対応

と、プロが撮影に使う際に便利な機能が搭載されています。

撮影性能で比較する

特徴HERO12 Blackのサムネイル
GoPro HERO12 Black
HERO5 Blackのサムネイル
GoPro HERO5 Black
5.6K--
5.3K60 fps -
5.2K--
5K--
4K120 fps 30 fps
3K--
2.7K240 fps 60 fps
1080p240 fps 120 fps
静止画・画素数2760 万画素1200 万画素

本体スペックで比較する

FeatureHERO12 Blackのサムネイル
GoPro HERO12 Black
HERO5 Blackのサムネイル
GoPro HERO5 Black
発売日2023/09/13 2016/10/08
チップセットGP2
イメージセンサー・サイズ1/1.9” 1/2.3”
レンズ口径f/2.5 f/2.8
手ぶれ補正HyperSmooth 6.0 Standard
10ビットカラーx
ループ録画
ライブストリーミングx
防水10 m10 m
最大ストレージ容量1000 GB128 GB
本体サイズ71.8 * 50.8 * 33.6 mm62 * 44 * 24 mm
重量154 g118 g

HERO12 Blackと他のモデルの比較

HERO5 Blackと他のモデルの比較