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GoPro HERO9 BlackとGoPro HERO6 Blackの比較

2020年の最新モデルGoPro HERO9 Blackと2017年モデルであるGoPro HERO6 Blackを、撮影性能、本体スペックなどで比較します。

比較ポイント

  1. 撮影性能・撮影機能

    世代差ほど撮影性能に大きな差はないが、手ぶれ補正には大きな差がある

  2. 本体機能

    HERO9 Blackは本体マウントやフロントカラーディスプレイなどに対応

  3. サイズ・重量

    HERO6 Blackの方が一回り小さく、軽い

撮影性能・撮影機能

HERO9 BlackとHERO6 Blackは、世代が大きく異なるモデルですが、実は撮影性能の面ではそこまで大きな差がありません。HERO9 Blackが2.7K/120fps、5K/30fpsの動画撮影に対応している点以外は同等性能。2017年モデルであるHERO6 Blackですが、当時いかに高性能だったかが窺い知れます。

一方で、撮影機能面では手ぶれ補正で大きな差があります。

HERO9 Blackには水平維持機能を搭載したHyperSmooth 3.0が搭載されています。現行最新モデルが搭載するHyperSmooth 6.0の祖先とも言えるバージョンで、現在使っても十分に高性能です。

GoProの手ぶれ補正「HyperSmooth」の歴代バージョンと機能との違いまとめのサムネイル

GoProの手ぶれ補正「HyperSmooth」の歴代バージョンと機能との違いまとめ

GoProの特徴でもあり魅力でもある、手ぶれ補正機能「HyperSmooth」。これまでの歴代バージョンと、バージョンごとの機能の違いをまとめました。

一方で、HERO6 BlackはHyperSmooth以前の通常手ぶれ補正。HERO6 Blackの通常手ぶれ補正も十分に強力ですが、大きな揺れを伴うシーンの撮影ではやはりHyperSmooth 3.0の方が圧倒的に上。手ぶれ補正にこだわるならHERO9 Blackを選ぶべきでしょう。

本体機能

HERO9 BlackはGoPro HEROシリーズで初めてフロントディスプレイにカラー液晶を搭載したモデル。カラー液晶になったため、背面を見ないでもプレビューをすることができるようになり、使い勝手が向上しています。

HERO9 Blackには、HERO8で搭載された本体収納型のマウントも搭載しているため、ケースをつけずにアクセサリと接続できるというメリットも。HERO6 Blackはこれらが全てないため、撮影時の使い勝手の部分がHERO9 Blackよりも悪くなります。

一方で、撮影面で重要な対応するmicro SDの最大サイズはどちらも256GBと違いがありません。

サイズ・重量

サイズ・重量面ではHERO6 Blackの方が軽く、サイズも一回り小さいサイズ。ただし、HERO6 Blackは本体側にマウントがないため、アクセサリと接続するのにケースが必須になってしまうため、ケース分の重量・サイズアップを含めれると、両者のサイズ・重量面での差はそこまで大きくありません。

撮影性能で比較する

特徴HERO9 Blackのサムネイル
GoPro HERO9 Black
HERO6 Blackのサムネイル
GoPro HERO6 Black
5.6K--
5.3K--
5.2K--
5K30 fps -
4K60 fps 60 fps
3K--
2.7K120 fps 60 fps
1080p240 fps 240 fps
静止画・画素数2000 万画素1200 万画素

本体スペックで比較する

FeatureHERO9 Blackのサムネイル
GoPro HERO9 Black
HERO6 Blackのサムネイル
GoPro HERO6 Black
発売日2020/09/17 2017/09/29
チップセットGP1 GP1
イメージセンサー・サイズ1/2.3” 1/2.3”
レンズ口径f/2.5 f/2.8
手ぶれ補正HyperSmooth 3.0 Standard
10ビットカラーxx
ループ録画
ライブストリーミングx
防水10 m10 m
最大ストレージ容量256 GB128 GB
本体サイズ71.8 * 50.8 * 33.6 mm62.3 * 44.9 * 33 mm
重量158 g118 g

HERO9 Blackと他のモデルの比較

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