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中古GoProの購入ガイド!買うときの注意点とポイント

GoProを中古で買うときの注意点とポイントを解説。これから中古GoProを買う際に選ぶべきモデル、購入する際のチェックすべき部分やパーツから、中古GoProの選び方を徹底ガイドします。

公開日: 2024.5.23

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買う前に勝負が決まる!「モデルの選定」

GoProの中古は、最新のHERO12から古いHERO3くらいまで、幅広いモデルが販売されています。

同じGoProですが、どのモデルを選ぶかで出来ることや使い勝手、撮影クオリティにも大きな違いがあります。

中でも注意したいのが、

  1. 撮影画質
  2. バッテリーの入手性

という2点です。

GoProの撮影画質の違い

同じGoProでも、モデルによって撮影できる画質(サイズ・フレームレート)に違いがあります。特に違いが大きいのがGoProの本質でもある動画の撮影クオリティ。

動画のサイズ、フレームレート(fps)がモデルごとにかなり違うので、注意しましょう。

撮影機能モデル
5K/60fps動画HERO10以降
5K/30fps動画HERO9以降
4K/120fps動画HERO10以降
4K/60fps動画HERO6以降
4K/30fps動画HERO4 Black以降
フルHD/240fps動画HERO7以降
フルHD/120fps動画HERO4 Black以降
フルHD/60fps動画HERO3 Black以降

単純に撮影するだけなら、フルHD/60fps以上で撮影できる HERO3 Black以上であれば問題ないでしょう。

ただ、アクションカメラとして使う場合は、120fps以上は欲しいためHERO4 Black以上は欲しいところ。

「後々編集をするならなるべく大きなサイズで撮影した方が良い」という場合は、4K/60fps以上にしておくと、編集でデジタルズームが使えるなど使い勝手が大幅に向上するので、HERO6以上ということになるでしょう。

<「撮影画質」でオススメのGoPro>

  1. 画質にこだわるなら「GoPro HERO9」
  2. とりあえず使うなら「GoPro HERO6」以上

バッテリーの入手性

GoProの多くのモデルは、バッテリーが取り外しできるようになっていて、世代を跨いで使うことができるようになっています。

そのため、純正品だけでなく互換品も多く出回っているのですが、一部モデルはバッテリーが取り外しができなかったり、現在は純正品はおろか、互換品もあまり流通していないことがあります。

GoProは、バッテリー一本で撮影できる時間が1時間ちょっとなので、長時間撮影をするなら交換用のバッテリーは必須です。そのため、交換用のバッテリーが入手できないと、使い勝手がガクッと下がってしまうため、中古で購入予定のGoProの新品バッテリーが現在も入手可能なのかをしっかりとチェックしてから中古品を購入しましょう。

<「バッテリーの入手性」でオススメのGoPro>

  1. GoPro HERO5以上ならバッテリーの入手性は高い

GoProの各モデルのバッテリーと互換情報は下記のページをどうぞ。

歴代GoProモデルと互換するバッテリーのサムネイル

歴代GoProモデルと互換するバッテリー

歴代GoProモデルと互換するバッテリーを解説。どのGoProがどのバッテリーと互換するのかをわかりやすく解説します。

状態チェック

GoProはアクションカメラという性質上、中古品の状態があまり良くないものがあります。

これは、GoProは川や海の中で撮影したり、雪山での撮影をしたりと、通常とは違う環境で使われるため、どうしても本体にダメージを受けやすいからです。

そのため、中古でGoProを購入する際は、

  1. レンズ、マイクなど撮影機能のダメージ(ボイスコントロールが効くか)
  2. ボタンの動作確認
  3. 浸水の形跡チェック

の3つを中心に徹底的にチェックをしましょう。

特にチェックしたいのがレンズとマイクで、アクションカメラである以上、どうしてもぶつけたり落としてしまったりということはあるので、傷がないか、きちんと音が取れているかはチェックしましょう。ここがダメだと勝った後にカメラとして使えなくなってしまいます。

次にチェックしたいのがボタン操作。GoProはタッチ画面やボイスコントロールでも操作ができますが、やはり一番使うのはボタンです。ボタンの押しが甘かったり、反応が鈍くないかなどもチェックしましょう。

最後の仕上げが浸水の形跡チェック。GoPro自体は本体に防水性能があるモデルがほとんどですし、水中撮影などをする場合は防水ハウジングを使うのが一般的ですが、まれに浸水してしまうケースもあります。浸水歴があるGoProは、本体のバッテリー挿入部分などに腐食や劣化が出ているはずなので、バッテリー部分のチェックは必ずしましょう。

中古で買うなら、GoProのサブスクに入るのもオススメ

ここまでチェックしても、過酷な環境で使われてきた中古GoProは使っていて壊れてしまうかもしれません。

GoProでは、そうした時に使える便利なサブスクサービス「GoPro Premium(旧GoPro Plus)」があります。

GoPro Premiumは撮影した動画をクラウド保存できるのがメインのサービスですが、「カメラの交換保証」というサービスも付随しています。

GoPro Premiumのカメラの交換保証は、

  1. GoProの現オーナーであること
  2. GoPro Premiumに加入していること
  3. 故障したGoProを送ること
  4. 交換手数料(1.2万円ほど)を支払うこと

という4つの条件を満たせば、代替品に交換してくれるサービスです。

つまり、中古で買ったGoProも対象で、かつ交換申込時にGoPro Premiumに加入していれば良いので、故障の際には1.5万円(手数料 + サブスク代金)ほどでGoProを交換できます。

GoPro Premiumはカメラ交換精度だけでも十分コスパが良いですが、それ以外にも便利な機能がたくさんあるので、一度チェックしてみても良いでしょう。

GoProのサブスク「GoPro Premium(旧GoPro Plus)」とは?のサムネイル

GoProのサブスク「GoPro Premium(旧GoPro Plus)」とは?

GoProのサブスクサービス「GoPro Premium」について解説。サービス内容と目玉のクラウド保存、カメラ交換サービスについて詳しく解説します。

タグ:GoPro バッテリーモデルごとの比較