GoProの互換バッテリーの選び方ガイド
GoPro互換バッテリーを買う上で、重要な互換性や安全性の見極めなどを解説。互換バッテリーを買った後の使い方の注意点なども。
公開日: 2024.5.28
GoPro互換バッテリーのメリットとデメリット
メリット
GoPro互換バッテリーの最大のメリットは「安さ」でしょう。純正のバッテリーは6,000円ほどしますが、互換バッテリーは1,500円近辺が相場。およそ1/4の価格で入手できるため、同じ値段で4つバッテリーを購入でき、安いため「壊れたら捨てる」ということができます。
また、選択肢が広いのもメリットの一つ。GoProは人気デバイスのため、様々なメーカーから互換バッテリーが販売されているほか、バッテリー容量も純正よりも大容量タイプも販売されているため、用途に合わせてバッテリーの種類を選ぶことができるというメリットがあります。
デメリット
GoPro互換バッテリーを使う上での最大のデメリットは品質でしょう。
純正バッテリーであれば、メーカー自身が本体と合わせて厳密なテストを行なっているため、信頼性が非常に高く、トラブルの可能性も低くなります。
互換バッテリーが即危険というわけではないですが、価格が安いということはどこかでコストダウンを行なっていることでもあり、スペック上の容量が出なかったり、充電によって膨らんだり、最悪バッテリーが発火する可能性も0ではありません。
最悪の場合、GoPro本体が故障するリスクもあるという点は理解しておきましょう。
GoProの互換バッテリーを購入する際のポイント
- 信頼性
純正品でない以上トラブルのが可能性は0ではない。信頼できるメーカー製品を選ぶのが大事
- 互換性
GoProのバッテリーは世代によって互換がある。また互換性がないとバッテリーエラーが出ることも
- バッテリー容量
純正バッテリーと同等以上のバッテリー容量があるのものを選ぶ
互換バッテリーを購入する際の重要ポイント
信頼できるブランド・メーカー製品を選ぼう
まず一番重量なのは、信頼できるブランド・メーカーの互換バッテリーを選ぶということです。
GoProの互換バッテリーは、実績のあるメーカーのものから、中華系メーカーの並行輸入品まで様々な製品が販売されています。中華系メーカーの互換バッテリーが問題というわけではないですし、日本メーカーの製品もほとんどが中国製ですが、製品の個体チェックの精度や、何かあった時の対応を考えたら、多少高くても信頼できる日本メーカーの製品を選ぶのがベストです。
また、GoProの互換バッテリーは販売数が多いこともあり、製品レビューが豊富にあります。信頼できるメーカーの互換バッテリーのレビューを確認して、過去に問題が出たケースが少しでもないか、しっかりとチェックするようにしましょう。
互換性も重要
GoProのバッテリーには、世代ごとに互換性があります。互換性がないバッテリーは本体に取り付けができませんので、購入する際には対応モデルを必ずチェックしましょう。
互換バッテリーメーカーが対応すると言っていれば問題ないことがほとんどですが、念の為バッテリーの形状や端子などもチェックしておきましょう。GoProバッテリーを引き抜く帯が正しく配置されているかもチェックするとベターです。
また、GoPro本体にはバッテリー管理システムが備わっていて、規定に合わないバッテリーを挿入すると「バッテリーに関する注意」というエラー表示がされる仕様になっています。
エラーが出てもそのまま使える場合もあるようですが、高画質モードでの駆動時間が短くなったりする可能性もあるため、エラー表示がでないという実績があるものを選びましょう。
バッテリー容量もチェックしよう
GoProの稼働時間はバッテリー容量と比例します。そのため、純正バッテリーと同等以上のバッテリー容量がある互換バッテリーを選ぶようにしましょう。
GoProの各モデルに標準搭載されているバッテリーの容量は、
- GoPro HERO9からHERO12世代: 1720mAh
- GoPro HERO5からHERO8世代: 1220mAh
となっています。
ただ、実際に製品に表記されているだけのバッテリー容量があるかは別問題なので、実際に使ってみて、純正バッテリーと同等時間、もしくはそれ以上使えるかで判断することになります。
ここは、Amazonや楽天市場などのレビューを参考にすると良いでしょう。
安全性も忘れず
バッテリーは異常発熱や火災の危険性がある製品ですので、安全性も重要です。
互換バッテリーの安全性は製品ごとに異なりますが、
- PSEマークを取得している
- メーカー自体が他の製品向けの互換バッテリーを多く販売しているか
という点である程度安全性を担保できます。
地味に重要なのが、メーカー自体が他の製品向けの互換バッテリーを多く販売しているかどうか。
互換バッテリーをたくさん販売しているメーカーはバッテリーに関する知識や実績もありますし、何よりも「製品責任保険(PL保険)」に入っている可能性が高くなります。
PL保険に入っていれば問題ないということではないですが、何か事故があった際に、メーカーが賠償できないよりも最悪保険で賠償してもらえるという安心感は重要です。
GoPro互換バッテリーの使用上の注意点
最後に、GoPro互換バッテリーを使う上での注意点を確認しましょう。
- 過充電に注意する
- 膨らんでいないか、定期的に目視チェックする
- 高温・低温環境で充電や使用をしない
これは互換バッテリーに限らず、すべてのバッテリー言える注意点ですが、信頼性が純正バッテリーよりも低くなるのであれば、しっかりと確認をするようにして、リスクを最大限減らすようにしましょう。
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